【美容師】オープニングスタッフに飛びつく前に一度見てほしい【転職】

先に記述しておくと、スタイリスト向けの記事になります。(アシスタントの中途の場合だとまた考え方は変わってくるかと思います)

現在コロナの災禍、廃業する美容室が後を絶たないと聞きます・・・

ま、私がまさしく廃業したサロンで暇を持て余している一人なのですが。😌チーン

私が務めていたサロンはまだオープンして2年でした。そう、たったの2年・・・・

まだ初期費用(主に内装舗装代)の借金を多く残したまま運転資金がまわらなくなり、

スタッフの辞職を止められずどんどん1年半以降は下降一直線を辿りました。

そう、コロナがなくても閉店していたのです💦

4、5月で廃業している店舗や会社などってどこもその月ごとの運転資金でしか回らないくらい切羽詰った経営でいたってことですよね。

私の元サロンは主要都市の駅近、家賃も約50万ほど、広告費も50万近くします(最大のプランですね)

初期費用は3000万近くしたと聞きました。

この家賃、広告費、初期費用を聞いてある程度キャパや期待される月、年間の売り上げが想像できますでしょうか?

スタイリストになって年数がある程度ある方や経営されている方なんかは大方予想がつくと思います。

☑︎それに対してスタッフ人数は何人くらい必要なのか?

☑︎給与のバランスはどうなるか?

ここが最後のポイントになってくるかと思いますのでいちスタイリストにとっても重要です。

それによって一人一人に任される期待値(責任)や、働き方のイメージが予想できると思います。(また詳しくは別記事で)

(うわ、数字もその予想なんたらもなんもピンとこないわ・・・😅とりあえずオープニングならお店も綺麗だし、スタッフの今までの決まりとかもなくて新しくルール決められそうだし、仲良くなれそーだし、よくね???)

私も、その考えで以前の会社に就職しました。

給与、休日、社会保障

その上でこの三点をもとに転職活動をしていました。確かに、それに嘘はありませんでしたが、、、

結論からいうと

閉店しました。😇チーン

保証もへったくれもありませんよね。www

「長く働き続けられる会社」とはなんだったのかw

「美容室 閉店 理由」とかでググると「資金繰りができなくなった」と大概でてきますが、ほぼおそらくそうでしょう。

そこでコロナを機に退職されて新しく職場を探している方も多くいらっしゃると思うので、オープニングスタッフで入った時に考えられる「メリット・デメリット」をお話ししていこうと思います。

(あくまでも私の体験を基にしています!参考程度にお願いいたします🙇‍♀️)

この時期なのでオープニングはやめておこうかなっていう人も増えていそうですが。

転職におけるポイントも別記事にあげていきます⭐️

オープニングスタッフのメリット

店舗が綺麗

居抜きの場合もあるとは思いますが、基本的に内装くらいは綺麗にしているはずなのできれいな店舗であることが考えられます。

個人的にはこれが一番のメリットかなー。働く環境が綺麗って大切💫

お客様綺麗にするのに薄汚れたお店じゃがっかりですからね😅

綺麗に越したことはない!これだけは裏切らないメリットじゃないでしょうか?

歴史の1ページとなる

自分が土台となってその後もお店が続いて行ったり、後輩を育成してその子がスタイリストになって・・・と循環していきながらお客様も一緒にスタッフと歳をとり・・・とか、いろんな思い出のシーズン1の人物となるのもまた素敵なことですよね。
えっと・・・・存続すれば・・・
なんですけどww

新規に入れる可能性は高い(⚠︎)

 

これも、いい会社だったら。です。

スタイリストが何人いるかにもよりますが、既存の顧客をどれくらい持っているのか?のバランスによるのでそこも注意が必要となります。

自分が顧客がまだいないor場所が大きく変わるためほぼ0からスタート

の場合はここの入念な確認と保証をしてもらわないといけません。

自分の顧客がいない場合は、他のスタッフにも顧客がいない場合や入客バランスが不利だった場合思うように指名客が増えていかないので保証期間が終わってから苦労します。

広告のプランを必ず尋ねて、だいたい新規月何名くらいくるのか聞いておくことも大事でしょう。

顧客がいない状況でしたら一人あたり月約50名くらい新規入れると理想的ですね。(もちろん単価によりますよ!)

オープニングスタッフのデメリット

借金を返すところから始まります

いきなり爆弾発言ですね😅

ただ8割方、正しいと思います。

初期費用がかかっているので(先ほど記述した、元店舗だと3000万円)、

そのオーナーさんの資本元がどこなのか?

銀行なのか?別の経営者からの融資なのか?今までの売り上げで蓄えた資金なのか?

というところによりますが、それによって利益がでる、数年で完済できる見込みの売り上げ目標が立てられます。

スタートは借金のプレッシャーがついてまわる。この意識は実際店長に重くのしかかりがちですが、実際これをスタッフ全員が意識して働いてたら絶対もたないですよね😅

最初は驚くくらいお客さんがこない

びっくりするほど暇な日が続いて気がおかしくなりそうになります。

ここにお店が出来たぞ!ということを世間が認知するまでには時間がかかるんですね。

暇でスタッフばかりうろうろしている変な状況は一人やってきたお客様に圧迫感を与えてしまったり、私語が増えてしまったり、試行錯誤の日々です。

お店のターゲット層はどこなのか?この店のブランディングは何が正解なのか?

とにかくトライアンドエラーで錯綜。何よりもスタイリストはお客さんが来ない状況って本当に心苦しいですよね。

すごく顧客を抱えていると思ったスタイリストもオープンしてすぐにそのお客様たちがダッシュで押し寄せるわけではありません。意外と暇なんです・・・。

リピート率に関するプレッシャーがもう異常

そうなってくると「一人来たお客様をいかに戻すか」

という圧がもう異様です。

実際働いていた店舗も、場所柄流動性の高い地域だったこともあり、別店舗の地域密着なエリアに比べると店舗自体の再来率が低く、「何が違うのか?何がいけないのか?」と再三、会社のスタイリスト会議やミーティングで数字をプリントアウトされた紙が1年目のアシスタントまで配られてランキング形式で断罪されていました・・・。

よほど気が合うメンバーがたまたま招集された、とかでもない限り半年程度で完璧なチームとして稼働するのは難しいなと感じました。

売り上げの結果がとにかくシビア

ここまで読んで来たら想像がつくかと思いますが、とにかくこうなってくると売り上げの結果にはシビアです。

売り上げが達成できないとどうなるか?というと

●忙しい店舗へのヘルプの増加(スタイリストが他店舗に行くという発想がそもそもなかったので驚きました)

●新規入客の制限

●アシスタントの制限

ということが半年後に起こりました。

このあたりからおおよそ最初に聞いていた話と違っていることは多々ありました。

最初の半年も新規の入客が店長に集中しておりアシスタントも店長専属のような状態だったのでお客様を待たせることが多々あり、もともとの実力差に加えて不利な状況は加速。

指名が増える道のりがどんどん遠く・・・。

スタッフが全然初めましてじゃない

これは結構落とし穴だと思うんです。

アルバイトとかのオープニングって、1、2人の社員さん以外は本当に新しく招集されたメンバーだったりするじゃないですか?

けど、美容室、会社はそうではありません。

他の店舗から数名やってきて、プラスで何人か採る程度です。

結果1〜3人くらいなもんです本当の新人は。

私の場合はその新しく入った3名も別の会社からの引き抜きで繋がっており、本当の新人は私ともう1人だけでしたね。

その別の会社、というのも社長の元いた会社のスタッフであり、結局元をたどれば繋がっていたりしました。

美容業界だとそう珍しいことではないですね。

えー別になんだっていーじゃーーん🐙

と思う方もいるでしょう。

よく、考えてみてください。

その「元の会社でも一緒だった」 人たちが固まってくるとどうなるかというと、その会社の時のやり方が根強く反映されているということです。

圧倒的に意見が通りづらくなります。

面白いことに、その会社に何かを感じて退職しているのに、回り回ってまた同じやり方を受け継ぐ会社に入ってるんですよね。そしてまた不満を感じて辞めていく。そうして辞めていく社員を2年間の間で10数名は見ました。

一人一人出自のサロンはありますよね。その中で、オープングと思って入ったら○○○の会社のやり方強っ・・・てかそこ出身の人数多!ってなると、なんだかオープニングで入ったのに結局アウェーですよね。

(私自身アシスタント教育する気満々で入社したら、アシスタントが新店長が外部から一緒に連れて来た護衛軍で全然自分についてくれないという悲しい状況が1年間続きました😅)

未知の領域が大きい

売り上げ目標やスタッフ人数、関係性、集客のターゲット層、親和性、などすべて0からとなるととにかく思う通りにはいきません。

実際の店舗を見学できないことが多い

実際に働くスタッフに事前に会えない

ここも注意しておきたいポイントです。判断は経営者さんのみとなります。

ただ実際に膨大な時間を共にするのは店長ですから、採用が決定する前に一度話す機会を作れるとベストですよね。

未知との遭遇・・・👽

それが面白いよね!

というチャレンジャー気質の人にはうってつけかと思います😇

あとは今すでに顧客をたくさん抱えているスタイリスト

はここまで心配する必要はないかもしれません(そもそもそうなると異動するメリットがあるかはわかりかねますが)そうなると自分で店出す方が多そう。

リスキーな転職になることを覚悟して

結構博打だと思っていいと思います。

「求人をみてオープニングで探す」 ということは。

それくらい美容室はぽんぽんオープンされては潰れている、ということです😅

すでにある程度売り上げがたっていてお客さんもたまっているお店に中途採用されるのと、

0からスタートのお店で他店舗の売り上げで自店の生計(運転資金、人件費含む)を立ててもらいながら働き始めるか?という違い・・・と言ってしまうと追い込みすぎかもしれませんが。

自分の売り上げにどこまで責任がのしかかるのかまるで想定していなかった、というところは一つ反省も含めてスタイリストには忠告しておきたいです。

美容室においてスタッフの入れ替わりは必然ですし、辞めてすぐ補填がきくのか?その間の売り上げはどうするのか?一時的に売り上げが下がったとしてどれくらいで盛り返せば保てるのか?など、、、

最初の1年で成功しなかったら即閉店一直線のようなギリギリの見切りで出店しているお店に入ってしまったら地獄です👹

集客、エリアの競争率、景気や価格帯、ターゲット層の見込み、スタッフの戦力、チームワーク、、

様々な要因が絡んでいるので2、3年間の間はとにかく軌道に乗るまでの生き残りを賭けた試合だと思って挑んだ方がいいです。とくにコロナで経済は下降線なのでさらに厳しい状況になるでしょう。今ギリギリ存続しているお店も半年先どうなっているかわからないです。

華やかな充実の保証制度や駅近で綺麗な設備の充実した店舗、など様々な魅力的な条件の裏に隠されていたのはこういった現実だったのです。

3行でまとめると?

長ぇよ、わからん3行で!👊 という方のために。

オープニングとは=

リスクのが大きい

生存競争

ってことですね😝

(ただ、すでに顧客が溢れているスタッフがいた場合話は変わってきますよ!!!)

 

こんな失敗を踏まえて、次に転職するときに確認しておきたいことリストなども今後まとめて書いていきますので見てみてくださいね^^

 

絶賛コロナ失業中のせろりでした👋